ヘモグロビンA1cとは?血糖値との違いは?

ヘモグロビンA1cとは?血糖値との違いは?

 

血糖値は、糖尿病かどうかを判断するうえでの指標となるものです。血糖値が一定の基準を超えると糖尿病と判断されます。

 

糖尿病は血糖値が慢性的に高くなる病気ですが、現在は糖尿病か判断する際に、血糖値だけでなくヘモグロビンA1c(ヘモグロビン・エイ・ワン・シー)の値が重要視されるようになっています。

 

ヘモグロビンA1c(HbA1c)とは、血管内でブドウ糖とヘモグロビンが結合したもので、この値が糖尿病と密接な関りを持つのです。

 

糖尿病は血糖値が高いだけで他には特に不快な症状は起きません。つまり、はっきりとした自覚症状を感じることはないのです。そのため、血糖値が基準の数値以上となっていることを指摘されても、それほど危機感を持たない事も多々あります。実際、糖尿病の4割の人が全く治療していない現状もあります。

 

糖尿病で怖いのは合併症です。適切な治療をせずに放っておいたために、悪化して重篤な事態になってからでは遅いのです。2つの数値をきちんと調べて真剣に取り組んでください。

 

ヘモグロビンA1cと血糖値の違いは、ヘモグロビンA1c値は過去1~2ヵ月の血糖値の平均を反映します。平均値なのでより正確な数値の診断ができます。血糖値は、その日の食事の内容やストレス状態にも左右され。1日のうちでも大きく変化します。

 

ヘモグロビンA1c値
・直前の食事の時間や量、内容に左右されない
・血液検査から遡って1~2ヵ月までの平均血糖値がわかる。
・日常的な血糖値を下げるとヘモグロビンA1c値も下がる。
・糖尿病の治療をする上で、血糖値の異常を知る大事な値として重要視されている

 

血糖値
・検査をする時間や直前に食べた食事の量、どんなものを食べたかによって数値は大きく影響を受ける。
・血糖値の数値は、あくまで測定した(血液検査をした)時点での血糖状態(ブドウ糖の量)を示すため、条件によって変動しやすい。
・血糖値の数値は、さまざまな生活習慣病の指標になっている。